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免責事項： これは英文の記事 「Tips for editing a .vmx file (1714)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

この記事には、仮想マシンの構成ファイル (.vmx) を編集する際のヒントが記載されています。

.vmx ファイルの使用

一部の回避策には、.vmx ファイルを編集する必要がある手順が含まれます。

次に示す .vmx ファイルの重要な性質に注意してください。

• .vmx ファイルは通常、仮想マシンを作成したディレクトリに格納されます。
   
  • Windows XP および Server 2003 の場合、このファイルのデフォルトの格納場所は次のとおりです。
    
    C:\Documents and Settings\ユーザー名\My Documents\Virtual Machines\仮想マシン名.vmx
     
  • Windows Vista、Windows 7、および Windows Server 2008 の場合、このファイルのデフォルトの格納場所は次のとおりです。
    
    C:\Users\ユーザー名\My Documents\Virtual Machines\仮想マシン名.vmx
     
  • Linux マシンでは、vmware-cmd -l コマンドを実行すると、登録済みのすべての .vmx ファイルへのフル パスが一覧表示されます。
     
  • ESXi/ESX の場合、vmInventory.xml ファイル（存在場所は /etc/vmware/hostd）に、登録済みの各仮想マシンの.vmx ファイルのパスが記述されています。
• 仮想マシンは自身の .vmx ファイルに頻繁に書き込みます。仮想マシンの実行中にこのファイルを編集しないでください。
• このファイルに対する変更は通常、バージョン固有です。アップグレードすると、それまでの回避策は機能しなくなることがあります。

.vmx ファイルを編集する前に、次の点を確認してください。

• 必ず仮想マシンをパワーオフします。
• 構成ファイルを編集するための適切な権限レベルのユーザーとしてログインします。
• .vmx ファイルのバックアップ コピーを取ります。これにより、編集後に仮想マシンが破壊された場合に、元のバージョンにロールバックできます。
• vi エディタを使用してファイルを編集する方法の詳細については、Editing files on an ESX host using vi or nano (1020302) を参照してください。
  
  注： 編集したファイルについてもバックアップ コピーを取ることをお勧めします。そうすれば、将来、仮想マシンの管理者による変更によって、編集した構成ファイルが上書きされたとしても、バックアップ コピーから必要な特定のセクションを切り取って、現在のバージョンに貼り付けることができます。.vmx ファイル全体を古いバックアップで置き換えないようにしてください。

vCenter Server 管理下の ESXi/ESX

ESXi/ESX から手動で .vmx ファイルに設定を追加しても、vCenter Server には認識されません。この問題を解決するには、.vmx ファイルに必要な変更を行った上で、Reloading a vmx file without removing the virtual machine from inventory (1026043) を参照してください。

仮想マシンの .vmx ファイルを変更するには、次の手順を実行します。

1. vCenter Server インベントリから仮想マシンを削除します。
   
   vCenter Server インベントリから仮想マシンを削除するには、削除する仮想マシンを右クリックして、インベントリからの削除 をクリックします。
    
2. .vmx ファイルを編集します。
3. ESXi/ESX コマンド ラインから仮想マシンを再登録します。

コマンド ラインから仮想マシンを登録するには、次の手順を実行します。

• ESX 3.x の場合は、次のコマンドを実行します。
  
  vmware-cmd -s register /vmfs/volumes/datastore/virtual_machine_directory/virtual_machine_name.vmx
  
  ここで、datastore はデータストア名、virtual_machine_directory は仮想マシン ファイルが格納されているディレクトリ、virtual_machine_name は仮想マシン ファイルの名前です。
  
  次に例を示します。
  
  vmware-cmd -s register /vmfs/volumes/Storage1/vm1/vm1.vmx
  
  return code =1 と出力されたらコマンドが成功したことを示しています。
   
• ESXi 3.5、ESXi/ESX 4.x、および ESXi 5.0/5.1 の場合は、次のコマンドを実行します。
  
  vim-cmd solo/registervm /vmfs/volumes/datastore/virtual_machine_directory/virtual_machine_name.vmx
  
  次に例を示します。
  
  vim-cmd solo/registervm /vmfs/volumes/Storage1/vm1/vm1.vmx