VMware 製品での Microsoft クラスタリング ソリューションの VMware vSphere サポート
次の表は、Microsoft クラスタリング ソリューションの VMware vSphere サポートの概要を示しています。
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共有 ディスク
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WSFC 共有ディスク
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はい
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はい1
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はい5
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いいえ
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5
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はい
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はい
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はい
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はい4
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はい
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いいえ
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はい2
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はい3
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Exchange のシングル コピー クラスタ
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はい
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はい1
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はい5
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いいえ
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5
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はい
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はい
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はい
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はい4
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はい
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いいえ
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はい2
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はい3
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SQL クラスタリング
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はい
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はい 1
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はい5
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いいえ
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5
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はい
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はい
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はい
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はい4
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はい8,9
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いいえ
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はい2
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はい3
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非 共有 ディスク
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ネットワークの負荷 分散
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はい
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はい 1
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はい
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はい
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OS/app と同じ
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はい
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はい
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はい
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該当なし
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該当なし
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いいえ
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該当なし
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該当なし
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Exchange CCR
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はい
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はい1
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はい
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はい
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OS/app と同じ
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はい
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はい
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はい
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該当なし
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該当なし
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いいえ
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該当なし
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該当なし
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Exchange DAG
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はい
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はい1
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はい
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はい
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OS/app と同じ
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はい
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はい
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はい
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該当なし
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該当なし
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いいえ
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該当なし
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該当なし
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SQL AlwaysOn 可用性 グループ
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はい
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はい1
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はい
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はい
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OS/app と同じ
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はい
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はい
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はい
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該当なし
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はい7
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はい6
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該当なし
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該当なし
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表 1 注:
- DRS アフィニティ/非アフィニティ ルールが使用される場合。詳細については、この記事の「クラスタリングされた仮想マシンのための HA/DRS 固有の構成」セクションを参照してください。
- 共有ディスク構成の詳細については、この記事の「ディスクの構成」セクションを参照してください。
- Cluster in a Box (CIB) 構成でのみサポートされます。詳細については、この記事の「共有ストレージ クラスタリングに対する検討事項」セクションを参照してください。
- Windows Server 2012、2012-R2 および 2016 フェイルオーバ クラスタのみ。
- vMotion は Cluster Across Box (CAB) でのみサポートされます。仮想ハードウェア バージョン 11 以降が必要です。クラスタ ノードは非アフィニティ ルールを使用して構成し、クラスタの複数のノードが同じ ESXi ホスト上に常駐しないようにする必要があります。この記事の「クラスタリングされた仮想マシンのための HA/DRS 固有の構成」セクションを参照してください。
- Windows Server 2012 R2 の SQL 2012 と SQL 2014。vSphere 6.5 は Windows Server 2012 R2 の SQL 2016 のサポートを追加します。
- Windows Server 2012 R2 の Always On 可用性グループを備えた SQL 2012 および SQL 2014。vSphere 6.5 Patch1 は Windows Server 2012 R2 の SQL 2016 のサポートを追加します。
- Windows Server 2012 R2 の FCI を備えた SQL 2012 および SQL 2014。vSphere 6.5 は Windows Server 2012 R2 の SQL 2016 のサポートを追加します。
- Windows Server 2012 R2 の Always On 可用性グループおよび FCI を備えた SQL 2012 および SQL 2014。vSphere 6.5 Patch1 は Windows Server 2012 R2 の SQL 2016 のサポートを追加します。
注:
- Microsoft Windows Server フェイルオーバ クラスタリング (WSFC) は、SQL Server Always On 可用性グループ(非共有ストレージ)の VMware vSAN バージョン 6.1 以降でサポートされています。
- Microsoft Windows Server フェイルオーバ クラスタリング (WSFC) 仮想マシンは、共有 Small Computer System Interface (SCSI) バスを使用します。
共有バスを使用する仮想マシンでは、WSFC ノード間のハートビートが中断されてしまうので電源を投入したまま仮想マシン ハードウェアを交換することができません。これらのアクティビティはサポートされず、WSFC ノード フェイルオーバの原因となります。
- ディスクのサイズの増加
- メモリのホット追加
- CPU のホット追加
- スナップショットの使用
- 仮想マシンの状態の一時停止と再開
- 仮想スワップまたはメモリ バルーニングを引き起こすメモリのオーバーコミット
- このドキュメントでは VMware は SQL ミラーリングをクラスタリング ソリューションとは見なしません。VMware は、特に制限を設けることなく vSphere の SQL ミラーリングを完全にサポートします。
- vSphere の SQL Server Always On 可用性グループは非共有ディスク構成でのみサポートされます。ただし、表 1 の脚注で特に規定されていない限り、システム ディスクの VMDK を NFS データストアに配置することはできません。
- WSFC クラスタは、VMware 準仮想化 SCSI コントローラでサポートされます。
- 共有ディスク構成の Storage vMotion はサポートされていません。
- ESXi 6.0 以降では、Windows Server 2008 SP2 以降の最大 5 ノードのクラスタをサポートします。詳細については、『Setup for Failover Clustering and Microsoft Cluster Service Guide』を参照してください。
- 物理 Windows サーバ ノードおよび仮想マシン ノードの両方から成る Microsoft クラスタがサポートされています。詳細については、『Setup for Failover Clustering and Microsoft Cluster Service Guide』の「物理および仮想マシンのクラスタリング」セクションを参照してください。
- Microsoft SQL Server Always On フェールオーバ クラスタ インスタンス (FCI) は、以下の条件のもとで VMware vSphere でサポートされます。
- FCI ノードが別の ESXi ホストにホストされている場合(Cluster Across Box 構成)、FCI ノードが認識する共有ディスクは、物理互換モードで仮想 SCSI コントローラに接続された Raw デバイス マッピング (RDM) ディスクとして構成する必要があります。
- さらに、DRS 非アフィニティ ルールを使用して、この FCI 構成に参加している仮想マシンを別の ESXi ホスト上に常時分けておく必要があります。
- このタイプの FCI 構成の場合、vMotion 操作は、以下の条件のもとでサポートされます。
- 仮想マシンは、ハードウェアの互換性バージョン 11 以上にする必要があります。
- vMotion ポートグループが配置されている仮想スイッチは、10 GB の物理アップリンクに接続する必要があります。これが可能でない場合は、vMotion ポートグループの接続先である仮想スイッチでジャンボ フレームを有効にする必要があります。
- VMware では、SQL Server 2012 よりも前のバージョンの SQL Server におけるレガシーの SQL クラスタリング オプションである Microsoft クラスタリング サービス (MSCS) の vMotion をテストしておらず、検証していません。そのため、VMware では、MSCS で構成された仮想マシンの vMotion をサポートしません。
- どのバージョンの vSphere でも、物理モードの RDM では Storage vMotion がサポートされません。
システム ディスク I/O 待ち時間による不要なクラスタ ノードのフェイルオーバを回避するため、仮想ディスクは、下位プロトコルの種類に関わらず VMFS ボリュームの EagerZeroedThick フォーマットのみを使用して作成する必要があります。
注:適切な VAAI NAS プラグインを使用して VAAI 対応の NAS アレイに EagerZeroedThick VMDK を作成することができますが、NFS は Microsoft クラスタリングでサポートされているストレージ プロトコルではありません。この注の例外は上記の表 1 の注の脚注 6 です。
一般的に使用される Microsoft クラスタリング ソリューション
VMware ユーザーが仮想マシンで一般的に使用する Microsoft クラスタリング ソリューションは、次のとおりです。
- Microsft クラスタリング サービス:WSFC または Windows Server フェイルオーバ クラスタは、オペレーティング システム レベルでフェイルオーバと可用性を提供するクラスタリング機能です。一般的にクラスタリングされたアプリケーションには以下が含まれます。
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- Microsoft Exchange Server
- Microsoft SQL Server
- ファイルと印刷サービス
- カスタム アプリケーション
- Microsoft Network Load Balance (I/O 負荷分散):Microsoft Network Load Balance (NLB) は、バックエンド データベースおよびアプリケーション サーバにフロントエンドを提供する Web サーバのような、ステートレス アプリケーションまたはマルチティア アプリケーションのティア 1 に適しています。物理的な代替物となるのは、F5 から利用可能なアプライアンスです。
注:クラスタリング ソリューションを使用しない仮想マシン間の共有 RDM はサポートされていません。
Microsoft クラスタ構成を実行するための VMware vSphere サポート
次の表は、Microsoft クラスタ構成を実行するための VMware vSphere サポートの概要を示しています。
クラスタリング ソリューション
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サポート ステータス
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クラスタリング バージョン
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注
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WSFC 共有ディスク
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サポート対象
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Windows Server 2003 1 Windows Server 2008 Windows Server 2008 R2 Windows Server 2012 Windows Server 2012 R2 Windows Server 2016
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追加の考慮事項を参照
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ネットワーク 負荷分散
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サポート対象
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Windows Server 2003 SP2 Windows Server 2008 Windows 2008 R2 Windows Server 2012 Windows Server 2012 R2 Windows Server 2016
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SQL クラスタリング
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サポート対象
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Windows Server 2003 1 Windows Server 2008 Windows 2008 R2 Windows Server 2012 Windows Server 2012 R2 Windows Server 2016
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追加の考慮事項を参照
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SQL Always On 可用性 グループ (非共有ディスク)
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サポート対象
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Windows Server 2008 SP2 以上 Windows Server 2008 R2 SP1 以上 Windows Server 2012 Windows Server 2012 R2 Windows Server 2016
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Exchange の シングル コピー クラスタ
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サポート対象
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Exchange 2003 1 Exchange 2007
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追加の考慮事項を参照
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Exchange CCR
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サポート対象
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Windows 2003 1 Windows 2008 SP1 以上 Exchange 2007 SP1 以上
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Exchange DAG
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サポート対象
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Windows 2008 SP2 以上 Windows 2008 R2 以上 Windows Server 2012 Windows Server 2012 R2 Exchange 2010 Exchange 2013
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表 2 注:
- この表は VMware on vSphere によるサポートステータスをまとめたものです。サードパーティ ソフトウェア ベンダーのサポート ステータスは異なる場合があるので、それぞれのベンダーに確認してください。たとえば、VMware はクラスタリングされた Windows Server 2003 仮想マシン上で WSFC を使用した構成をサポートしますが、Microsoft はサポートしません。同じことが、オペレーティング システム バージョンのサポート ステータスにも当てはまります。ソフトウェアのサポートが終了期限に達すると、それぞれのソフトウェア ベンダーのライフ サイクル ポリシーに応じて、サポートが限定されたりサポートされなくなる可能性があります。VMware は本番環境ではサポート期限の切れた製品を使用しないことを推奨します。
- SQL ミラーリング、SQL Server Always On 可用性グループ(非共有ディスク)、Exchange Database Availability Group (DAG) などの共有ディスク構成を使用しないゲスト内クラスタリング ソリューションでは、VMware からの明示的なサポート ステートメントが必要ありません。ただし、システム ディスクの VMDK を NFS データストアに配置しないでください。
注記:
- システム ディスク (C: ドライブ)の仮想ディスクは、下位プロトコルに関わらず、ローカルの VMFS または SAN ベースの VMFS データストアにのみ配置することができます(表 1 の脚注の例外を参照)。システム ディスクの仮想ディスクは EagerZeroedThick フォーマットを使用して作成する必要があります。
- Windows 2012 および 2012 R2 では、クラスタの検証が「Validate Storage Spaces Persistent Reservation(ストレージ領域の永久予約を確認してください)」というメッセージで完了します。この警告は無視してかまいません。
WSFC、SQL および Exchange に対する Microsoft クラスタリングの詳細については、
Windows Server Catalog から適切なドロップダウンを選択してください。
注:このリンクは 2015 年 3 月 31 日時点のものです。リンクが切れているのに気づいた場合はご連絡ください。VMware の担当者がリンクをアップデートします。
VMware vSphere 6 は、Windows Server 2012 フェイルオーバ クラスタと Windows Server 2012 R2 フェイルオーバ クラスタを完全にサポートしています。
詳細については、次の Microsoft サポート技術情報の記事を参照してください。
注:このリンクは 2014 年 2 月 11 日時点のものです。リンクが切れているのに気づいた場合はご連絡ください。VMware の担当者がリンクを更新します。
共有ストレージ クラスタリングに対する検討事項
ストレージ プロトコル
- ファイバ チャネル:クォーラムまたはデータの共有ストレージを使用する構成はファイバ チャネル (FC) ベースの RDM で行うことができます(Cluster Across Box (CAB) の場合は物理モード、Cluster in a Box (CIB) の場合は仮想モード)。クォーラムまたはデータは iSCSI と FCoE のどちらでも使用することができます。
仮想ディスクベースの共有ストレージは CIB 構成でのみサポートされ、VMFS データストアの EagerZeroedThick オプションを使用して作成する必要があります。 - ネイティブ iSCSI(ゲスト OS 外):vSphere 6 以降でサポートされます。
- ゲスト内の iSCSI ソフトウェア イニシエータ:他のすべての構成が文書化およびサポートされた WSFC 構成を満たす場合、VMware はゲスト内 iSCSI イニシエータを使用する WSFC の構成を完全にサポートします。VMware 仮想マシンでこの構成を使用することは、物理環境で使用することと比較的似ています。この構成では、vMotion は VMware によってテストされていません。
- ゲスト内 SMB(サーバ メッセージ ブロック)プロトコル:他のすべての構成が文書化およびサポートされた WSFC 構成を満たす場合、VMware はゲスト内 SMB を使用する WSFC の構成を完全にサポートします。VMware 仮想マシンでこの構成を使用することは、物理環境で使用することと比較的似ています。この構成では、vMotion は VMware によってテストされていません。
- FCoE:FCoE は vSphere 6 以降で完全にサポートされています。
仮想 SCSI アダプタ
共有ストレージは、クラスタリングされた仮想マシンの専用仮想 SCSI アダプタに接続する必要があります。たとえば、システム ディスク(ドライブ C:)を SCSI0:0 に接続すると、最初の共有ディスクは SCSI1:0 に接続され、データ ディスクは SCSI1:1 に接続されます。
Windows Server 2008 以降の共有ストレージ SCSI アダプタは LSI Logic SAS タイプである必要があります。それ以前の Windows バージョンは LSI Logic Parallel タイプを使用する必要があります。(準仮想化 SCSI コントローラについては、上記の表 1 の注を参照)。
ディスクの構成
vmkfstools コマンドを使用して EagerZeroedThick ストレージを作成するには:
- ホストのコンソールにログインするか、VMware vSphere CLI を起動します。
たとえば、次のコマンドを実行して 10 GB のファイル indatastore1namedmyVMData.vmdk を作成します。
- コンソールを使用する場合:
vmkfstools –d eagerzeroedthick –c 10g /vmfs/volumes/datastore1/myVM/myVMData.vmdk
注:10g を希望のサイズに置き換えます。
- vSphere CLI を使用する場合:
vmkfstools.pl --serverESXHost --usernameusername --passwordpasswd –d eagerzeroedthick –c 10g /vmfs/volumes/datastore1/myVM/myVMData.vmdk
ユーザー インターフェイスを使用して EagerZeroedThick ストレージを作成するには:
- vSphere Client を使用して、新しい仮想ディスクを作成する仮想マシンを選択します。
- 仮想マシンを右クリックして、[設定の編集] をクリックします。
- [仮想マシンのプロパティ] ダイアログ ボックスから、[追加] をクリックして新しいハードウェアを追加します。
- [ハードウェアの追加] ダイアログ ボックスで、デバイス リストから [ハード ディスク] を選択します。
- [新規仮想ディスクを作成] を選択して、[次へ] をクリックします。
- 作成するディスクのサイズを選択します。
- 仮想マシンを備えたデータストアを選択するか、[データストアの指定] をクリックして、データストアを参照し目的のデータストアを見つけて選択します。
- EagerZeroedThick ディスクを作成するには、[Fault Tolerance などのクラスタリング機能をサポート] を選択します。
注:手順 8 は最後の構成手順です。[フォールト トレランスなどのクラスタリング機能をサポート] を選択した後でデータソースを変更すると、選択が解除されてしまいます。
- ウィザードを完了して仮想ディスクを作成します。
非共有ストレージ クラスタリング
非共有ストレージ クラスタリングとは、アプリケーションのデータまたはクォーラム情報を格納するために共有ストレージを必要としない構成を意味します。データは他のクラスタ ノードにレプリケート(たとえば CCR)されるか、ノード間で分散(たとえば DAG)されます。
これらの構成は、特定のストレージ プロトコルまたはノードの数に関する VMware による追加の検討事項を必要とせず、物理環境と同じように仮想環境にデプロイすることができます。
注:
- Microsoft Exchange 2007 の Exchange Cluster Continuous Replication (CCR) では、データはネットワーク上のクラスタ ノード間でレプリケートされます。Microsoft Exchange 2010 の Exchange Database Availability Group (DAG) は、Exchange 2007 で使用されていた CCR 機能を置き換えるものです。この機能はネットワークベースなので共有ストレージを必要としません。関連情報については、『Microsoft Exchange 2010 on VMware Best Practices Guide』を参照してください。
- Microsoft Network Load Balance (NLB) はマルチキャスト モードで構成する必要があります。詳細については、「Sample Configuration - Network Load Balancing (NLB) Multicast Mode Configuration (1006558)」を参照してください。
クラスタリングされた仮想マシンのための HA/DRS 固有の構成
アフィニティ/非アフィニティ ルール
クラスタ内の仮想マシンでは、仮想マシン間のアフィニティまたは非アフィニティ ルールを作成する必要があります。仮想マシン間のアフィニティ ルールは、どの仮想マシンを同じホストに配置するかを指定します(たとえば WSFC 仮想マシンのクラスタを 1 つの物理ホストに配置するなど)。仮想マシン間の非アフィニティ ルールは、どの仮想マシンを別々の物理ホストに配置するかを指定します(たとえば WSFC 仮想マシンのクラスタを複数の物理ホストに配置するなど)。
1 つの物理ホスト上の仮想マシンのクラスタの場合、アフィニティ ルールを使用します。複数の物理ホスト上の仮想マシンのクラスタの場合は、非アフィニティ ルールを使用します。
アフィニティまたは非アフィニティ ルールを構成するには:
- vSphere Client でインベントリのクラスタを右クリックし、[設定の編集] をクリックします。
- VMware DRS の [クラスタ設定] ダイアログの左ペインで、[ルール] をクリックします。
- [追加] をクリックします。
- [ルール] ダイアログで、ルールの名前を入力します。[タイプ] ドロップダウンで、[ルール] を選択します。
1つの物理ホスト上の仮想マシンのクラスタの場合は、[仮想マシンの包括] を選択します。
複数の物理ホスト上の仮想マシンのクラスタの場合は、[仮想マシンの分割] を選択します。
- [追加] をクリックします。
- ルールが適用される 2 つの仮想マシンを選択して、[OK] をクリックします。
- [OK] をクリックします。
マルチパス構成
Path Selection Policy (PSP)
ラウンド ロビン PSP は、vSphere 6 の共有ストレージ クラスタリングと共に使用される RDM によってマッピングされる LUN でサポートされます。
注:アレイの観点からも、ラウンド ロビン PSP (PSP_RR) もサポートされることを確認する必要があります。 詳細については、『Storage/SAN Compatibility Guide』を参照してください。
サードパーティのマルチパス プラグイン (MPP) を使用するパス選択ポリシー (PSP)
N+1 クラスタ構成は、物理マシンのクラスタ ノードが仮想マシンのノードによってバックアップされている場合(すなわち、各クラスタ ノード ペアの 1 つのノードが仮想マシンにある場合)に発生します。この構成では、物理ノードをマルチパス ソフトウェアで構成することはできません。詳細については、サードパーティ ベンダーのベストプラクティスとサポートを参照してください。
Microsoft Windows Server フェイルオーバ クラスタと Microsoft クラスタリング サービス のセットアップ ガイド
詳細については、ESXi 6.0 のセットアップ ガイドを参照してください。