免責事項: これは英文の記事 「Defragmenting, shrinking, and cleaning up VMware Fusion virtual machine disks (1001934)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。
スナップショットがない場合は Fusion 仮想マシンのスパース ディスクのサイズを縮小できます。この記事には、Windows での仮想ハード ドライブの最適化、Windows および Linux での仮想ディスクの圧縮、Mac OS での仮想ディスクのクリーン アップ(最適化)に関する情報が記載されています。
注:Fusion 仮想マシンの事前割り当てディスクのサイズは縮小できません。事前割り当てディスクのサイズは常に、仮想マシンのオペレーティング システムに割り当てられたサイズとほぼ同等です。
スパース ディスクのサイズはゲスト OS が使用していた領域と同等です。このサイズは、ゲスト OS が現在使用している領域と同じである必要はありません。オペレーティング システム にファイルの削除を命令しても、実際にはファイルを削除せず、ファイルが使用している領域に保存されている項目の記憶を停止するからです。これは、ラベルのない VCR テープや書き換え可能な CD/DVD に似ています。ラベルがないので自由に記録できることになります。そのため、ファイルを削除するとゲスト OS は領域が使用中であるとマークすることを停止します。ただし、データはディスクから実際に削除されないため、Fusion ではカウントされます。ディスクを最適化して圧縮するには、すでに使用されていないこの領域を開放する必要があります。
Fusion 仮想マシンを事前に割り当てるか、またはスパースします。事前割り当て仮想マシンでは、仮想ディスク ファイル(仮想マシンを 2 GB のファイルに分割することを選択した場合)のサイズは仮想マシンのサイズと同等です。スパース仮想マシンでは、仮想ディスク ファイルのサイズは仮想マシンの合計使用領域と同等です。
仮想マシンのバンドルにはスナップショット、サスペンド状態のファイル(仮想マシンがサスペンドされている場合)、ファイルの設定、およびログが含まれるので、仮想ディスクのサイズより常に大きくなります。詳細については、Contents of the virtual machine bundle in Fusion (1021016) を参照してください。
ただし、仮想マシンのオペレーティング システムに表示された使用領域より仮想ディスクのサイズが著しく大きい場合は、このサイズを縮小できます。
ディスクのサイズを縮小するには、Windows でディスクを最適化、VMware Tools を使用して仮想ディスクを圧縮、内蔵の Fusion ユーティリティを使用して Mac OS 内で仮想ディスクをクリーン アップする必要があります。
注:
ディスクをスパースまたは事前割り当てするかどうかを決めるには、次の手順で仮想ディスクの設定をチェックします。
Windows 仮想マシンでは、まず Windows でディスクの最適化を実行する必要があります。Windows で最適化すると、使用領域がすべて連続した領域になります。そのため、仮想ディスクのサイズを縮小できます。
Windows でディスクの最適化を実行するには、Microsoft の次の手順に従います。
注:このリンクは、2013 年 9 月 9 日時点のものです。リンクが切れているのに気づいた場合はご連絡ください。VMware の担当者がリンクをアップデートします。
仮想ディスクを最適化したら、VMware Tools を使用してディスクの最後にある空のディスク セクタを消去すると領域が開放されます。
注:Fusion 8.x、7.x、6.x および 5.x では、ディスクをクリーン アップするときに自動的に圧縮されます。そのため、このオプションは VMware Tools のパネルから取り除かれています。
VMware Fusion 4.x 以前で仮想ディスクを圧縮するには:
仮想ディスクの圧縮後、Fusion で仮想ディスクが Mac OS X 用に最適化されます。Mac OS X では、ファイルを小さくするためにこの処理が自動的に行われます。ただし、仮想マシンのファイルが大きすぎる場合はディスクを手動でクリーン アップする必要があります。
仮想ディスクをクリーン アップするには:
Fusion 8.x、7.x、6.x、5.x および 4.x の場合:
Fusion 3.x 以前の場合: